詩集『トニックに進んで行くドミナント』
カテゴリ:
もはや一瞬のうちに肉体は戻らない
赤銅色に軋む駅も
脱皮のように水中に漂い
途方もない大きな引力で
無音のままここまで
降りてくる
(「花に驟雨」)
「ストーリー」がテーマの詩集です。
ちょっとわかりやすくて、ちょっとだまされやすい。
もはや一瞬のうちに肉体は戻らない
赤銅色に軋む駅も
脱皮のように水中に漂い
途方もない大きな引力で
無音のままここまで
降りてくる
(「花に驟雨」)
「ストーリー」がテーマの詩集です。
ちょっとわかりやすくて、ちょっとだまされやすい。